花の描き方|パワーポイントで絵を描こう!

パワーポイントで描いた花のイラスト
パワーポイントで描いた花のイラスト

ちょっとしたイラストが欲しい時、当サイトのようなフリー素材のサイトを訪れる方は多いと思います。ただ、イメージに合うイラストがなかなか見つからないこともあるのではないでしょうか。

そんなときは、自分でイラストを描いてしまうというのも一つの方法です。

マイクロソフトのプレゼンテーション作成ソフト「パワーポイント」は、ちょっとしたイラストを描きたいときに最適なアプリケーションです。

本来は文章を図形やグラフ、アニメーションを使って装飾し、スライドを作成するソフトですが、図形描画機能の「オートシェイプ」を応用して、イラストを描くこともできるんです。

今回は花の絵を描きながら、パワーポイントを使ったイラスト制作の基本をマスターしましょう。

※ソフトのバージョンにより、メニューの場所や名称が異なる場合がありますのでご注意ください。

Excelを使って描きたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。

早速描いてみよう

パワーポイントを開いたら、タイトルや本文を入れるテキストボックスは不要なので削除します。

下の図のように、何もないまっさらな状態にしておきます。

パワーポイント上に何もない状態にします
パワーポイント上に何もない状態にします

パワーポイントで描くイラストは、図形をもとにパーツを作り、それを組み合わせることで一つの絵に仕上げていきます。

まずは花びらを描きます。

メニューの「挿入」から「図形」を選択し、「ひし形」の図形を挿入します。

※図形の種類は何でもいいですが、花や魚を描くときには、ひし形が最も加工しやすいです。

図形のひし形を挿入します
図形のひし形を挿入します。

初期状態では下の図のように青い色がついていると思いますが、色は後で調整しますので、とりあえずはこのまま作業を続けます。

花びらのもとになる図形
この図形をもとに花びらを作っていきます。

図形の頂点を編集する

図形をクリックで選択した状態で、メニューの「書式」から「頂点の編集」を選択します。

頂点編集メニュー
頂点編集メニューを選択します。

編集したい頂点をクリックすると、先に白くて四角い点が表示されるので、この点をドラッグ(クリックしたまま動かす)することで図形の形を変えます。

直線的だった辺を滑らかな曲線に変えていきます。

パワーポイントの図形は、イラスト作成ソフト「Adobe Illustrator」で作成できる図形と同じくベクター画像なので、画質を損なうことなく自由自在に形や大きさを変えることができます。

頂点を編集し曲線にする
頂点から出ているバーをドラッグすることで、直線を曲線に変えることができます。

花びらの形になるように調整します。

今回は下の図のように細長い形にしてみました。

まず一枚作り、これを複数コピーして花の形に並べていきます。

花びらの形に変えた画像
花びらの形に編集しました。

花の中央のパーツを作る

次に、花の真ん中の丸い部分を作ります。

上部メニューの「挿入」>「図形」から「楕円」を選んで描画します。

楕円を描画
丸を描画します。

[Shift]キーを押しながらマウスをスライドさせることで、まん丸な円を描くことができます。

真円を描く
真円を描きます。

パーツを組み合わせる

先ほどの花びらと組み合わせ、大きさを調整します。

まだ花には見えませんが、丸の方を大きくするとヒマワリのような花に、花びらを大きくするとコスモスのような花の形にすることができます。

お好みで調整してみてください。

花びらと中心を組み合わせる
花びらと中心のパーツを組み合わせます。

花びらをコピーして増やしていきます。

まずは花びらのパーツを右クリックし、「コピー」を選択。何も無い背景の部分を右クリックし、「貼り付け」を押すと花びらのコピーができます。

[Ctrl]キーを押しながら[D]キーを押すと、この動作を一瞬で行うことができます。

花びらをコピーする
花びらのパーツをコピーして増やします。

コピーした花びらを選択し、「図形の書式設定」メニューの中の「回転」に「180」を入力。

花びらを180度回転させ、コピー元の花びらの反対側に持っていきます。

コピーした花びらを配置
コピーした花びらを、コピー元の対角線上に配置します。

二枚の花びらを[Ctrl]キーを押しながらクリックして両方とも選択します。

その状態で右クリックして「グループ化」を選択し、2枚の花びらをまとめます。

※[Ctrl]キーを押しながら[G]キーを押せば、素早くグループ化することができます。

花びらをグループ化
2枚の花びらをグループ化します。

[Ctrl]キー+[D]キーでグループ化した花びらをコピーします。

コピーした花びらを「図形の書式設定」の「回転」で45度回転させます。

45度回転させる
コピーした花びらを回転させます。

同じ操作を3回繰り返し、45度、90度、135度とそれぞれ回転させ、図のように円を中心に囲むように花びらを並べます。

並べた花びらはグループ化しておきます。このときに円の部分はグループ化しないよう注意します。

だんだん花らしくなってきたと思います。

8枚になった花びら
花びらが8枚になり、花っぽくなってきました。

グループ化した花びらをコピーし、22度から23度程度回転させます。

これで花びらの数が倍になります。

グループした花びらをコピーして回転
グループ化した花びらをコピーして回転させます。

円の部分を右クリックし、「図形を最前面へ移動」を選択し、花びらの前に持ってきます。

これで花びらのアウトラインはできました。

花びらの形が完成
花びらの形ができました

イラストに色を付ける

輪郭だけのイラストに色を付けていきましょう。

まずは花びらの部分をクリックして[Ctrl]キー+[Shift]キー+[G]キーを押し、グループ化を解除します。

2回グループ化してあるので、この操作を2回繰り返し、花びら一枚一枚になるようすべてのグループ化を解除します。(グループ化したままの場合、花全体に均一にグラデーションがかかってしまうので、必ずグループ解除して色を付けます)

「図形の書式設定」の「塗りつぶし」から「グラデーション」を選びます。

メニューの中の「グラデーションの分岐点」で、それぞれ濃い部分と薄い部分の色を選択します。今回は黄色とオレンジのグラデーションになるよう設定しました。

グラデーションをかける
花びらにグラデーションで着色します。

真ん中の部分は、同じようにグラデーションをかけるのですが、「種類」を「放射」にして、「方向」を中心から同心円上にグラデーションが広がっていくように調整します。今回はヒマワリ風にしたかったので、内側を黄緑に、外側を茶色にしてみました。

花の中心に色を付ける
花の中心にも色を付けます。

全体をグループ化して完成

最後に花全体を選択してグループ化します。

画像ファイルとして書き出すには、図形を右クリックし「図として保存」を選択します。任意のフォルダを選んで保存すれば、背景が透過したPNGファイルとして書き出されます。※この「図として保存」の機能はExcelには無いので、パワーポイントでイラストを描く大きなメリットです。

図として保存
「図として保存」で透過PNGとして保存できます。

下が完成したイラストです。

花びらの色や形や大きさを変えれば、様々な種類の花を描くことができます。

この方法を応用すれば、花だけでなく魚や昆虫のイラストを描くこともできます。

ぜひオリジナルのイラストを描いて、サイトや資料作成などで使ってみてください。

完成したイラスト
完成した花のイラスト。

パワーポイントを使ったイラスト作成、いかがだったでしょうか。

ExcelやWordなど、マイクロソフトの他の製品でも同様に図形機能を使ってイラストを描くことができます。ツールによって、少しずつできることが違いますので、自分に合った方法を見付けてみてください。

当サイトでは、他にもExcelでイラストを描く方法を紹介しています。下のリンクからのぞいてみてください。

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