金魚の描き方 Step3 色を塗る

色を付けた金魚のイラスト

ボディに色を塗る

前のステップで描いた輪郭だけのボディに色を塗ります。

Excelの図形は、簡単に綺麗なグラデーションを表現できる機能が備わっています。

図形の塗りつぶし機能を表示する

まずは塗りたいパーツを選択し、図形の書式設定から「塗りつぶし(グラデーション)」を選択します。

書式設定メニューを選択
画面上部の「書式」を選択し、「図形のスタイル」右下の角をクリックすると、図形の書式設定メニューが開きます。

グラデーションを付ける

塗りつぶしメニューを開いたら、グラデーションで塗っていきます。

今回は濃淡で3種類の赤を使います。

本物の金魚の模様を参考に、背中を一番濃い色で、お腹側にかけて色が薄くなるように設定しましょう。

グラデーションを付ける
塗りたいパーツを選択し、「塗りつぶし(グラデーション)」のチェックボックスをオンにします。画面下で色を選択し、「グラデーションの分岐点」のバーで調整します。

すべてのパーツに着色

頭とひれのパーツにも、同じ要領でグラデーションを設定しましょう。

すべてのパーツにグラデーションを設定
すべてのパーツにグラデーションを設定すると、いよいよ金魚らしくなってきます。

目玉を作る

次は目玉のパーツを作ります。

この金魚の目玉は、下の図のようにの4つのパーツを組み合わせて作っています。

「挿入」メニューから新しい図形を作成し、丸を4つ用意しましょう。

それぞれ、グラデーションやぼかしの機能を使って形を整えます。

目玉のパーツ
目玉のもとになるパーツです。

目玉のパーツをグループ化

作成した丸のパーツを左側から順に重ねていけば、目玉の完成。

目玉はこれだけで「グループ化」しておくと扱いやすくなり、後の作業が進めやすくなります。

作成したパーツを、Shiftキーを押しながら一つずつクリックして選択。図形の上で右クリックすると出てくる「グループ化」を選択しましょう。

目玉を重ねる
目玉のパーツを重ねてグループ化しましょう。

目玉のパーツは、色を変えれば他のイラストを描く時にも使えます。

ボディと目玉を組み合わせる

ボディに目玉を組み合わせると、下の画像のようになります。

これだけでも立派な金魚ですね。

目玉を付けた金魚のイラスト
目玉を組み合わせた金魚

次のステップでは、よりクオリティを高めるため、ウロコ模様を作るためのテクスチャを作ります。

少し面倒な工程なので、完成したテクスチャも用意しています。テクスチャを自作しなくてもよいという方は、Step5に飛んでしまってかまいません。

次のステップ

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